テニスのウィンブルドン選手権が23日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕しました。
男子シングルス1回戦で錦織圭選手(ソニー)が、世界ランキング53位のマルク・ジケル(フランス)と対戦しましたが、6-4、5-7となった第3セットが始まった直後に、腹筋の痛みにより棄権し、残念ながら初戦敗退となってしまいました。
錦織選手は、前週に行われたノッティンガムオープン1回戦を腹筋痛により途中棄権していました。
錦織選手は、この試合でも第1セットを先取した直後に腹筋の治療のためにメディカルタイムアウトを取りましたので、やはり状態は悪かったのでしょう。
錦織選手にとっては、ほろ苦い四大大会デビュー戦となってしまいました。
しかし、18歳5ヶ月でのグランドスラム本選出場は日本人男子で史上最年少で、さらに今大会の本選出場者の中でも最年少です。
また、日本人男子のウィンブルドン本選出場は、2003年の鈴木貴男選手以来のことですので、棄権したとは言え胸を張っていいと思います。
はやくケガを直して、万全の体調で四大大会での勝利を目指してほしいですね。
その他の日本人選手ですが、女子シングルス1回戦で藤原里華選手(北日本物産)が世界ランキング47位のカテリナ・ボンダレンコ(ウクライナ)に6-1、4-6、3-6で敗れ、4大大会シングルスでの初勝利を逃しました。
予選を勝ち上がって3年ぶり2度目の本選出場を果たした藤原選手は、第1セットを6-1、第2セットを4-2と追い込みましたが、結局逆転負けを喫しました。
藤原選手は、今大会で2006年の全豪オープン以来となるグランドスラム本選出場を果たしましたが、1回戦突破はいまだ果たしていません。
ぜひ次は初勝利を期待しましょう。
有力選手では、男子シングルスで6連覇を狙う第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、センターコートの第1試合に登場。
安定した試合運びでドミニク・フルバティ(スロバキア)に6-3、6-2、6-2で快勝しました。
フェデラーは10本のサービスエースを放ち、5本のブレークポイントを決め、わずか1時間19分で初戦を突破しました。
フェデラーは抜群の安定感で試合を支配し、相手に1本のブレークポイントも与えない圧勝でした。
これでフェデラーは今大会通算40勝を達成し、グラスコートでの連勝記録も60まで伸ばしました。
オープン化以降、史上初の大会6連覇を目指すフェデラーの2回戦の相手は、ケビン・キム(アメリカ)を7-5、0-6、6-3、6-4で破ったロビン・ソデルリング(スウェーデン)。
両者は過去6度の対戦があり、フェデラーが全勝しています。
この日は、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチ(セルビア)も1回戦に臨み、ミハイル・ベレー(ドイツ)を7-5、2-6、6-3、6-0で下し、2回戦に進出しました。
ジョコビッチは16本のブレークチャンスがありましたが、5本しか活かせませんでした。
ジョコビッチは2回戦で、ファビオ・フォニュイーニ(イタリア)を6-1、6-2、7-6(7-3)で破ったマラット・サフィン(ロシア)と対戦します。
しかし、第7シードのダビッド・ナルバンディアン(アルゼンチン)は、世界ランキング95位のフランク・ダンチェビッチ(カナダ)に4-6、2-6、4-6で敗れ、初戦敗退となりました。
一方女子シングルスでは、全仏オープンを制した第1シードのアナ・イバノビッチ(セルビア)が、ロザーナ・デロリオス(パラグアイ)を6-1、6-2で下しました。
上位シード勢では、第6シードのセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)がカイア・カネピ(エストニア)に7-5、6-3でストレート勝ちをおさめたほか、第4シードのスヴェトラナ・クズネツォワ(ロシア)がマチルド・ヨハンソン(フランス)を6-7(5-7)、7-5、6-3で破りました。
また第8シードのアナ・チャクエタゼ(ロシア)もステファニー・デュボワ(カナダ)を2-6、6-1、8-6の逆転勝ちで下し、2回戦進出を決めています。
一方、第12シードのパティ・シュニーダー(スイス)はキャシー・デラクア(オーストラリア)に4-6、6-3、1-6で、第17シードのアリス・コルネ(フランス)はアナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア)に6-7(6-8)、6-7(4-7)で、第19シードのマリア・キリレンコ(ロシア)はベラ・ドュシェヴィナ(ロシア)に3-6、3-6でそれぞれ敗れ、初戦敗退を喫しています。
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