錦織選手、全米オープンテニスで戦後初の快挙!
全米オープンテニスは大会第6日目の30日、男子シングルス3回戦が行われました。
18歳の錦織圭選手が、第4シードのダビッド・フェレール(スペイン)と対戦。
錦織選手が6-4、6-4、3-6、2-6、7-5のフルセットの末にフェレールを下し、見事ベスト16入り(4回戦進出)を果たしました。
大金星ですね。
フェレールは現在世界ランキング4位で、昨年のこの大会ベスト4。
正直かなり厳しいと思っていましたので、私もとてもうれしいです。
1968年のオープン化以降で、日本男子の4回戦進出は初めて。
前身の全米選手権を含めると、1937年の中野文照氏と山岸二郎氏以来、実に71年ぶり、戦後初の快挙となりました。
グランドスラム大会では、1995年のウィンブルドン選手権で準々決勝に進んだ松岡修造氏以来、13年振りのことです。
また、日本人選手が世界トップ10プレイヤーから勝利を収めたのは、1992年に松岡修造氏が、当時世界ランキング8位のゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)に勝利して以来となります。
まず、試合の流れを奪ったのは錦織選手で、第1セットと第2セットで共に2度づつのブレークに成功し、2セットアップとしました。
しかし、続く第3セット以降は、フェレールが息を吹き返し、セットカウント2オールとなり、勝敗の行方はファイナルセットに持ち込まれました。
ファイナルセットに入り、錦織選手は一時5-2とリードしましたが、5-5と追いつかれてしまいます。
しかし錦織選手は続く第11ゲームをしっかりとキープし、再びリードを奪います。
そして続く第12ゲームで、錦織選手はフェレーロのサービスゲームをブレークし、見事勝利しました。
錦織選手の次の相手は、第17シードのフアン・マルティン・デル=ポトロ(アルゼンチン)。
ぜひ次も勝ってほしいですね。
一方、女子シングルス3回戦で、第30シードの杉山愛選手が第4シードのセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦しましたが、2-6、1-6のストレートで破れ、2003、2004年に続いての4回戦進出はなりませんでした。
残念ですが、カタリナ・スレボトニク(スロベニア)と組んだダブルスでがんばってほしいですね。
続いて上位シード選手の結果です。
男子シングルス3回戦で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がヴィクトル・トロイキ(セルビア)に、6-4、6-3、6-0のストレートセットで圧勝し、4回戦へ駒を進めました。
ナダルはこれまで1セットも失っていません。
4回戦では、第14シードのイヴォ・カルロビッチ(クロアチア)を破り勢いに乗る、世界ランキング55位のサム・クエリー(アメリカ)と対戦します。
第6シードのアンディ・マレー(イギリス)は、世界ランキング48位のユルゲン・メルツァー(オーストリア)と対戦。
6-7(5-7)、4-6の2セットダウンから、7-6(7-5)、6-1、6-3と3セットを連取、大逆転で勝利を収めました。
勝ったマレーは、4回戦で第10シードのスタニスラス・ワウリンカ(スイス)と対戦します。
この日のナイトセッションで行われた試合には、第9シードのジェームズ・ブレーク(アメリカ)とマーディ・フィッシュ(アメリカ)がアメリカ勢対決を行いました。
フィッシュがブレークを6-3、6-3、7-6(7-4)のストレートで下す波乱が起きました。
今年で9回目の出場で、初の4回戦進出を果たしたフィッシュは、第32シードのガエル・モンフィス(フランス)と8強入りを懸けて対戦します。
変わって女子シングルス3回戦では、第6シードのデュナーラ・サフィーナ(ロシア)が、ティメア・バシンスキー(スイス)を3-6、7-5、6-2の逆転で下し、3年連続での4回戦進出を果たしました。
2006年のベスト8が今大会の最高成績であるサフィーナは、4回戦でアンアレーナ・グローネフェルド(ドイツ)と対戦します。
杉山愛選手を破り、5年連続での4回戦進出を果たした第4シードのセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)は、セヴェリーヌ・ブレモン(フランス)と対戦します。
2000年と2001年に今大会を連覇している、第7シードのヴィーナス・ウィリアムズ(アメリカ)は、第27シードのアロナ・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-2、6-1とわずか56分で下し、4回戦に進出しています。
今季のウィンブルドン選手権の覇者でもあるヴィーナスは、8強入りを懸けて、第9シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦します。
その他の試合では、第32シードのアメリ・モレスモ(フランス)が、2回戦で第1シードのアナ・イバノビッチ(セルビア)を破った、同胞のジュリー・コイン(フランス)を6-4、6-4で下し、4回戦に進出したほか、第16シードのフラビア・ペネッタ(イタリア)が、第19シードのナディア・ペトロワ(ロシア)を4-6、6-4、6-3の逆転で下し、初の4回戦進出を果たしています。
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